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【重要】一部アプリでGoogleWorkspaceアカウントのアクセスが制限されます

カテゴリー:その他 / 2024年04月30日:投稿

2024年9月30日以降、ユーザー名、パスワードを入力してGoogleアカウントへログインするサードパーティ製アプリ(Google以外で開発されているアプリ)のサポートがされなくなり、より安全性の高いOAuthを使用したアプリへのアクセスのみ許可されます。

 

以下の方はOAuth切り替えの対象になる場合があります。

・OutlookにGoogleWorkspaceのメールアドレス、パスワードを入力してメールを受信している

・複合機にGoogle Workspaceアカウントを登錄しスキャンしたデータをメールで送信している

・システムにGoogleWorkspaceアカウントのメールアドレス、パスワードを入力して連携しメールを送信している

※上記は一例です。他のケースでもOAuth切り替えの対象になる場合があります。

 

 

OAuthとは

ユーザー名、パスワードを入力してGoogleアカウントへログインする安全性の低いアプリのアクセスは、ログイン情報をアプリやデバイスに保存しており、悪意をもったユーザーが簡単に情報にアクセスできるリスクがあります。OAuthを使用したアクセスはGoogleとアプリ間でデジタルキーの認証を行いパスワードを保存しないため、アプリは安全にアカウント情報へアクセスできます。
安全性の低いアプリのアクセスの場合は、OAuthを使用して再ログインすることで切り替えできます(詳しい操作方法は各アプリケーションのヘルプなどをご参照ください)。

 

 

OAuthに対応しているメーラー

・Outlook(2016以降のバージョン)

・Microsoft 365

・Thunderbird(91.8.0以降のバージョン)

・iOS、macOS標準メーラー

・Windows10 標準メーラー

 

※アプリケーションがOAuthに対応していない場合は、OAuthに対応しているアプリケーションへの移行をご検討ください。
また、アプリパスワードを利用する方法もあります。アプリパスワードは、通常のパスワードとは異なり、使用回数が1回に限定されたパスワードです。

 

 

アプリパスワードの発行方法

アプリパスワードは、OAuthがサポートされていないアプリケーションなどにログインするため1度だけ使用できるパスワードです。通常のパスワードとは異なるため安全に利用できます。発行手順は以下の通りです。

 

 

1. Googleアカウントの設定画面を開き「セキュリティ」をクリックします。

セキュリティ設定https://myaccount.google.com/security

 

 

2. 「2段階認証プロセス」をクリックします。

2段階認証プロセスが無効になっている場合は設定をします。

 

 

2段階認証プロセスが無効の場合

 

 

2段階認証プロセスが有効の場合(有効開始日が表示されます)

 

2段階認証の詳細はヘルプをご参照ください。

https://support.google.com/accounts/answer/185839

 

 

3. 「アプリパスワード」をクリックします。

 

 

4. 「アプリ名」を入力し「作成」をクリックします。

 

 

5. アプリパスワードが発行されますので、コピーして「完了」をクリックします。

 

 

アプリパスワードはOAuthをサポートしていないアプリケーションもログインできます。1度使用したアプリパスワードは使用できなくなりますので、別のアプリケーションにログインする場合は新規発行します。アプリパスワードに有効期限はございませんが、Googleアカウントのパスワードを変更すると取り消されます。

 

 

近年、情報漏えいのリスクはますます高まっており、企業にとって情報セキュリティ対策は喫緊の課題となっています。Google Workspaceは、高度なセキュリティ機能と使いやすさを兼ね備え、大切な企業や顧客のデータを保護します。

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