GoogleのAIサービスが大幅にアップデートとともに「Gemini」へリブランド。
カテゴリー:最新情報 / 2024年02月27日:投稿
毎日のくらしのすぐそばにAIが居る時代へ。
Googleの生成AIの名称が様々な機能強化と新プラン投入とともに「Gemini」統一されました。これに伴い従来の「Bard AI」およびGoogle Workspaceと連携する「Duet AI」が、それぞれ「Gemini」へとリブランドされ、Googleの一般消費者向け/ビジネスユーザー向けAIサービスが大幅に拡充されました。いよいよAIが、個人の毎日のくらしのすぐそばにある時代、AIを使いこなしていく時代が幕を開けたと言えるではないでしょうか。その概要をお伝えします。
一般消費者向けは、有料の上位プランとスマホアプリが登場。
一般消費者向けは従来のBardを超えるより高性能で、複雑なタスクを遂行できるモデルを搭載した2つのプランで構成され、スマホアプリも登場します。
「Gemini 」(Pro1.0モデル搭載/無料)
ユーザーが Google の AI モデルを体験できるようにすることを目的とした、Bardの後継となる高性能な会話型生成AIサービスです。
「Gemini Advanced」(Ultra 1.0モデル搭載/1ユーザーあたり月額2,900円(税込み)Google One AI Premium Planとして提供)(現在2024/2/8現在英語版のみ)
コーディングや論理的推論、ニュアンスを含んだ指示の理解、クリエイティブなプロジェクトでの共同作業など、複雑なタスクの能力が大幅に向上したより高性能な生成AIサービスです。
それぞれをスマホで簡単に利用できるGemini アプリ(現在2024/2/8現在英語版のみ)がAndroid版、iOS版の提供も開始されます。
ビジネスユーザー向けはGoogle Workspaceと高度な連携を実現。
Gemini for Google Workspaceとして以下の2プランの提供が開始されます。いずれも新しいスタンドアロンのチャット機能を通じて、安全かつセキュアに Gemini と直接チャットする新たな方法を提供します。さらにエンタープライズ グレードのデータ保護と著作権補償も追加されています。 これによりデータの調査や要約、複雑なデータセットからのビジネス トレンドの発見、特定のオーディエンスの共感を呼ぶ魅力的なコピーの作成など、迅速かつ正確に、アイデア出しから実行までのプロセスをサポートします。一般消費者向け同様スマホアプリでも利用できます。
Gemini Business(Ultra1.0モデル搭載/年間契約で1ユーザーあたり月額2,260円)
低価格で、あらゆる規模のチームや組織で利用可能な新しい生成AIサービスプランです。Gemini をまるでリサーチ アナリスト、プロの編集者、カスタマー サービス アシスタント、クリエイティブ パートナーのように使用し、専門性を高め、知識を補強できるようになります。
Gemini Enterprise(Ultra1.0モデル搭載/年間契約で1ユーザーあたり月額3,400円)
Duet AI for Google Workspace Enterprise に代わる大企業向けの生成AIサービスプランです。生成 AI のヘビー ユーザー向けに Gemini へのアクセスを提供します。また、Gemini は 100 以上の言語ペアのキャプションを翻訳することが可能で、会議の議事録を作成する AI 機能も備えています。
さらにGemini Business および Gemini Enterprise プランでは、会話が広告目的で使用されたり、人間によってレビューされたり、ほかの生成機械学習技術のトレーニングのために使用されたりすることはく、既存のデータのプライバシー、機密性、セキュリティに対するGoogleの取り組みはすべて Gemini for Google Workspace に適用されるとアナウンスされています。
詳しくは以下の公式アナウンスをご参照ください。
https://japan.googleblog.com/2024/02/bard-gemini-ultra-10-gemini.html
https://japan.googleblog.com/2024/02/gemini.html
※本稿は2024年2月27日時点での情報を元に記事化しました。技術的な正確性は保証いたしかねますので、予めご了承ください。
- 【自動で表を作成/条件付き通知も】スプレッドシートがアップデート!
- 【画面共有のズーム機能/字幕の対応言語拡大】Meetがアップデートでさらに使いやすく!
- 【共有ドライブの機能強化】Googleドライブがアップデートされました。
- 【重要】一部アプリでGoogleWorkspaceアカウントのアクセスが制限されます
- GoogleのAIサービスが大幅にアップデートとともに「Gemini」へリブランド。
- Google Cloud Partner Top Engineer 2024 アワード受賞
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