五月女(そうとめ)建設株式会社様は、1902年創業で現在五代目という歴史ある企業です。現在は建物をまるごと移動する「曳き家(ひきや)」という極めて専門性の高い業務を主力としており、神社や文化財などの移動に取り組み、その業務の希少性から地域に頼られる存在としてご活躍されております。
栃木県鹿沼市 五月女建設株式会社
監督業は紙を前にした口頭での打ち合わせが中心のため、どうしても聞き逃しがあり、業務の障害となっていたとのこと。またデスクワークにおいても情報共有の基盤がなく、それぞれのPCの中だけでやり取りや記録が行われることで仕事が「たこつぼ化」してしまい、全体の管理ができないという課題をお持ちでした。
そんな中、弊社が関わった商工会のセミナーで、クラウドベースの業務改革ツールとしてGoogle Workspaceをご紹介したところ、セミナー後にすぐに導入のご相談をいただきました。今までやりたくてもできなかった業務の世代交代が、Google Workspaceならできると確信いただいたとのことでした。
プランの選定にあたっては、従来情報の持ち歩きが多かったことや様々な情報リスクを勘案し、もっともセキュリティ機能の充実したGoogle Workspace Enterpriseをご導入いただきました。
今回の導入によって場所を問わず必要な情報にどこからでもアクセスできるようになったことで、従来の無駄がなくなり、業務効率が向上。さらにチャットに加えて、ファイル共有やタスクの振り分けまでをシームレスに使える「スペース」機能を活用して、課題であった情報の見える化と仕事全体の管理を実現しました。
また紙の資料のpdf化を進め、無駄な紙の持ち歩きを削減、また持ち歩きの端末にはタブレットを使うことで、PC操作が苦手な世代もスムーズに移行を行うことができました。
さらにカレンダーとチャットを活用して、Web相談の予約機能をサイトに実装しました。このことにより訪問の必要な打ち合わせとWebで済ます打ち合わせの切り分けを実現し、お客様の利便性を上げつつ、外出のための移動時間を削減しています。
「Googleアプリにはいろいろ連携技あって、それをゲーム感覚でひとつひとつマスターしていくと、仕事がさらにサクサク進むので面白いです。」とおっしゃる五月女様。AppSheetを活用した資材管理なども導入していきたいとのことでした。Google Workspaceを「脳の拡張機能」として、今後はぜひご活用ください。
詳細はインタビュー動画にてご回答いただいています。