株式会社 ROCKY-ICHIMARU様は、福岡県筑後市に本社を置くタイヤ加硫機用バルブ・タイヤ製造設備機器などのメーカーです。タイヤ加硫機用バルブの国内シェア約90%を誇り、世界No.1のメーカーとして、タイヤ製造に欠かせない製品を製造しています。また、タイヤ製造工程で使用されるメカプレス用機器・タイヤ成型機用機器などの製造も行っており、タイヤ製造工程のトータルソリューションを提供しています。「ものづくりを進化させ、持続可能な社会の実現に貢献する」というパーパスのもと、今後もタイヤの品質向上や生産効率の改善に貢献することで、持続可能な社会の実現に寄与されています。
福岡県筑後市、株式会社 ROCKY-ICHIMARU
https://www.rocky-ichimaru.co.jp
社内のデジタル化を加速するための取り組みとして最初に検討したのは、コミュニケーションの改善のためのチャットツールの導入からです。しかし、同時にファイルサーバの保守期間の終了迫っていたため、統合的な業務改善を検討すべきという声が上がり、クラウド型プラットフォームの検討へ視野が拡大しました。そして、各種クラウド型グループウェア製品の選定を実施した結果、Google Workspace導入の検討を進めていく事になりました。
Google Workspaceの検討に伴い、6社の販売代理店に声を掛けました。各社のサポート内容を比較検討した結果、マツヤさんの説明が最も明確で分かりやすく、導入のイメージができたこと、自社の求めていたサービスを提供いただけること、メリットとデメリットも説明いただく事ができ、高い信頼感を感じることができたため、導入支援業者として選定させていただきました。特に、社内にシステム部門が存在しないためサポート品質の高さを重要視しており、全て対応いただける並走型サポートの提供を受けられる点も決め手でした。
マツヤさんの導入支援が開始されると、伴走していただけることで、個人的にはGoogle Workspaceシステム部門ができたような心強さがありました。導入後の要望や質問事項に対し、担当者が不在であってもチームで引き継いでもらえるため、タイムラグが発生しにくく困っている時ほど頼りになります。
メールサーバの移行作業に伴い、既存の契約しているホスティング業者ですと、DNSの変更ができなかったため、ドメインの移管とホームページのホスティングサーバの引っ越しが必要でした。この部分は社内で専門のシステム担当者が不在であったため、導入の際に最も不安に感じていた部分でした。しかし、導入支援サービスで全てお任せすることができ、適切な移行プロジェクト管理とサービスの提供を受け、スムーズにドメインの移管、ホスティングサーバの移行、メールサーバの移行を実現することができました。何もトラブルなく移行ができた事で、導入サポートの品質の高さを実感することができました。
従来より課題であったメールのセキュリティの強化を、Google Workspaceの導入のタイミングで取り組みました。メールではお客様と様々な製品の情報のやり取りを行うため、添付ファイルに対する、第三者への情報漏洩を防止する仕組みと、メールの誤送信防止機能を検討していました。Google Workspace導入のタイミングで、マツヤさんより、メール送信時の添付ファイルをWEBダウンロード化し、組織としてポリシーを義務付ける事ができるActiveGateSSを提案いただき、自社の検討課題を解決できる仕組みであると確信したため、同時に導入を決めました。
また、ポータルサイトを導入することで、スタッフ個々のITリテラシーのレベルに左右されず、シンプルに社内全体の情報を共有できるようにすることで、最新の情報を分かりやすく全社に通達する仕組みを構築しました。
Google Workspaceを導入して2年が経過し、導入前とは各段に情報共有のスピードと、社内コミュニケーションが加速し、業務効率が向上しました。今では、Google Workspaceを利用していなかった時は、どのようにして情報共有を行っていたのか、不思議に感じる事もあります。特にGメール、Googleチャット、GoogleMeet、Googleカレンダーを利用することで、コミュニケーション革命を実感することができ、社内からも便利になったと多くの声が上がっています。また、ポータルサイトも、日々頻繁に利用する情報を集約することで、誰でも簡単に情報を見つけることができ、役に立っています。今後は、Google Workspaceを基盤として、更に活用を推進し
グループ会社にもGoogleWorkspaceの導入を進めていきたいと考えています。